2017年04月11日

146:黒岩洋志雄先生を偲ぶ会


…が、今週末「合気道 輪の会」の主催で行われます。

 日時:17/04/16(土)13時30分〜
 場所:鍬守道場(練馬区桜台4-33-22 西武池袋線「桜台」駅より徒歩5分)

黒岩洋志雄師範に合気道を学ばれた先人から、師範の生前はご縁がなかったもののその系譜の稽古に励まれている若い人まで、年に一度さまざまな顔ぶれが集い、黒岩合気の稽古をし、墓前に手を合わせ、そして懇親会を致します。
このときしかお会いできない方々の顔を思い浮かべますと、今から非常に楽しみです。

「輪の会」の稽古日でもありますので、稽古はどなたでも参加可能だそうです。
ご興味のある方はこちらまでお問い合わせを。(リンク先:「合気道 輪の会」問い合わせフォーム)


そういえば先日「輪の会」にお邪魔したときにお会いしたTさん、「(本日稽古日和も)読んでます」とのことでたいへん嬉しかったです。ありがとうございました。
当日お会いできましたら、またよろしくお願いします。


※…「輪の会」主催というより、年に一度の「偲ぶ会」がいつしか「輪の会」の発足につながったような感じですね。
Zさん、毎年ありがとうございます。

posted by 秋山勇浩 at 12:45| Comment(0) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

145:無念…


 演武でトチってしまいました。試斬の切り上げで。

 去る17/30/25(土)、中野サンプラザで日子流の新刊DVD『日子流小太刀 〜抜き打ち〜』の記念パーティが催され、演武を行いました。
 その冒頭でのことです。

 さかのぼること3年前、DVD『白刃捕り』の記念パーティでは私はまだ小太刀の真剣を用意しておらず、他の稽古生が袈裟を披露していたのですが、その帰り際、青木宏之先生が手刀をさまざまな角度に翻しながら
「こうズバズバズバッとやってみせてくれると思ってたんだがな〜(笑)」とおっしゃっていまして。

 以前チラッと触れましたが、大刀に比べ小太刀の試斬は少々むずかしいところがあります。(近いうちに詳しく述べようと思います。)
 一方で、「難しい」とはいうものの、それを理解していただくには体感するのが一番で、したがって演武会場のほとんどのお客様には難しさなどまったくピンとこないことでしょう。

 ちなみに難しいとは言っても、私は、最初に乾燥したままの巻き藁に叩きつけたときを除けば、小太刀であっても袈裟の試斬などしくじったことは一度もありません。
 そして大刀ならば六方斬りくらいは出来ます。が、小太刀では難儀する角度がいくつかあります。
 そのうちのあるものは無理をすれば斬れないことはないものの、スキを排した小太刀「本来の」操法からは外れてしまい、またあるものは本来の操法から外れた斬り方をしてもなお切れません。
 それらの角度は、本来の操法だと巻き藁を両断することに無理があり、それ以前にそもそも用途が違う、と田中光四郎先生からもうかがっていますし、青木先生もそういうことはもちろん承知の上でおっしゃっていたのでしょう。

 しかし、こういうときの青木先生の言葉はだいたい、表面的な言葉通りの意味合いの他に複数の意味が同時に込められていることを、私は経験上思い知らされています。

 簡単にいえば「こういう演武のときなどは、多少理合いから外れてでも、素人向けのわかりやすい凄さの表現も必要だぞ」ということではないかと。
 私も、稽古は自分のためのもの、演武は観客のためのもの、と考えています。(奉納演武は、さらに別ですが。)
 理合いにこだわるあまり人の目線を顧慮したくないのならば、演武などせず道場にこもっていればよいのです。
 だから演武において多少のウソは、むしろ必要なものだとさえ思います。
 もちろん一方で、稽古で理から外れたウソを繰り返すのは意味がありませんし、それでは永遠にモノの役に立ちません。

 さらにもうひとつ込められていたような気がしますが、たぶん私へのやんわりとした個人的なアレなので、ここでは割愛。

 そういったわけで、今回は「ズバズバズバッ」としたやつを演じてやろうと思ったのですが…。

 左右袈裟のあとの斬り上げでですね…、巻き藁が芯棒から抜けてスポーンと。
 そのあと手でガスッと突き立て直したのをちゃんと斬り上げで両断はしたのですがね…。

 あ〜あ…みっともね〜な〜。凹むな〜。
 あんなこと滅多に起きないのにな〜。稽古では「ズバズバズバッ」だったのにな〜。

 
 …………でも、本番で出たものだけが「実力」なんですよね。
 至りませんで。精進します。


※…だいたいこの種のパーティは赤字になるのが常で、少ない交友関係の中から「輪の会」代表Z氏に同会の若手2名、新体道代表I氏に参加をお願いしてみました。I氏はさらに新体道の稽古仲間Mさんにも声をかけてくれたようで。
 ただただ感謝々々です。
 皆様、参加ありがとうございました!
posted by 秋山勇浩 at 01:50| Comment(0) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

144:(木)稽古記録+α 16/11/10 〜結局はあの話〜

 (火)(木)の出勤前に早朝稽古をしています。
 早朝稽古に付き合ってくれている整体師の塚原さん(リンク先:渋谷整体院「月招庵」)と、(木)が祝日だったので、早朝でなくたっぷり寝坊できるような時間に変更し、流れで呑みに行きました。

 目指すは塚原さんごひいきの某もつ焼き・やきとん屋さん。道場最寄の江戸川橋から少々電車を乗り継ぎ、中目黒へまいります。

 その道々、イチローの体格の話になり、だいたい同意見であることを確認しました。
 イチローと筋トレの話になると必ず対照として取り上げられるのがダルビッシュ。
 ご存知のように、ざっくり言うとイチローは筋トレ否定派で、ダルビッシュは筋トレ推奨派です。
 どちらが正しいのかなど、私が軽々しく断ずることは出来ません。おそらく両者の理想とするプレーに必要とされる体型などに由来する差異なのでしょう。が、問題は、それがどういう文脈で用いられているかです。
 だいたい、技術で体格の差をカバーできる(カバーしたい)と考えている人が、「筋トレをしたくないことの 言い訳 理論武装」としてイチローの意見を用いているように見受けられます。
 これは「意見の妥当さ」を評価しているのではなく、単に「信じたいと思っていたこと」の見かけ上の代弁者にすがっているだけです。
 そういう人は、イチローが否定しているのは「筋トレ」であって「力」や「体格」ではないという点についても注意を払うべきでしょう。実際、ものすごい体格をしていることですし。

 またつい先日、体操の内村選手も「筋トレは一切していない」と発言していました。
 正直これには驚かされました。誰がどう見ても彼の筋肉だって尋常ではないですから。
 しかしこれは、日常の厳しい練習で必要充分な筋肉が発達しているから、さらに加えての筋トレはかえって蛇足になるということなのでしょう。
 だからといってこれを引き合いに、
「イチローも内村選手も筋トレ否定派だし」
 ──なので自分もこのままでいい――などどとモヤシっ子が口にしたら、失笑ものではないでしょうか。(※1)

 合理性の追求によって可能な限り力を使うことなく機能することを目指すのが「技」であり、逆に、あえて各部位の効率的な連動を排除した不利な体勢を作り、特定部位に高負荷をかけるのが「筋トレ」です。
 両者はこのように全く相容れない性質を持っているのですから、プロスポーツ選手のような時間の割き方が出来ない一般人は、技の反復練習だけで必要充分な筋肉がつくと考えるべきではありません。型の反復や約束組手などの対人練習で技を練る系統の武道は特にそのような傾向があります。(繰り返しますが、学究型に特化したものとして取り組んでいるなら何の問題もありません。)

 そういえば黒岩先生もおっしゃっていたな…

「こういう(素振りや基本動作の)練習とね、筋トレは一緒にやっちゃダメなんですよ。
 "どうせ技の練習をするなら一緒にやれば効率がいい"って、オモリを持ってやりたがるけど、あれはダメ。動きの練習は動きの練習、力をつける練習は力をつける練習――分けてやらなきゃダメなんです。」
 …と、「何度言っても誰も言うことをきかない」という文脈でのお言葉でした。(私もその言うことをきかない一人で、当時はとうとう従わずにいました。バカだったな…。)

 田中光四郎先生も、ウェイトは手首足首に着けてのランニングでもって鍛えていらっしゃるし、やはり考えれば考えるほど、そういうことなのだと思われてきます。

 ――なんていう話を肴に、稽古後にたっぷりとタンパク質を摂取してまいりました。
 リーズナブルなのにめっちゃ美味しいお店でした。(※2)
 塚原さん、また行きましょう!


※1…昔の私がそれです。筋肉がつきにくい体質ということもあり、そういう意見に魅かれずにはいられませんでした。心の弱さ以外の何物でもありませんな。

※2…ホッピーの「シャリキン」という呑み方を初めて体験しました。美味しかったので、自宅で早速再現。

 1PET_R.jpg
 金宮(キンミヤ)という安いわりにまあまあな焼酎を、凍らせます。
 するとアルコールは凝固点が低いため、カッチカチにはならずシャーベット状になります。これが「シャリキン(=シャリシャリの金宮)」。

 2猪口_R.JPG
 3シャリキンinグラス_R.JPG
 お猪口1杯分ほどをグラスにあけ、

 4注ぎ_R.JPG
 あらかじめ冷やしたホッピーをそそいで

 5完成_R.JPG
 出来上がり!
 よくある氷inグラス方式と違い、薄まらないのが特徴です。(あれはあれで、お手軽でよいものですが。)

 6モロゾフ_R.JPG
 ペットボトルだと1日経っても凍らないので、こんな容器で1杯分ずつ小分けにするのもいいですね。

 7夕食_R.JPG
 いただきま〜す♪
(手前から時計回りに、「スライス胡瓜&ゆず胡椒の板わさ、アボカド添え」「キノコ山芋ピーマン&ベーコンのソテー」「そば」)

 美味しくスイスイ呑めて後から膝にくる危険物。要注意です。


posted by 秋山勇浩 at 00:07| Comment(0) | 日記・雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする