2015年10月13日

049:連休は試斬まつり 〜軽いものを重く使う〜

 本日のノルマ。
 ノルマ_R.JPG
 (1畳巻×8本、半畳巻×10本)

 …すると片付けはこの量になります。
 事後_R.JPG

 今回はいつもの倍くらいです。一本あたり10〜12太刀くらい斬るので、トータル200回前後ということになるでしょうか。
 斬り終えた直後はかったるいやら反省やらで片付ける気が起きないのと、少しでも水分が飛んでからの方が袋が軽くなるので、ひと休みして落ち着いてから片付けます。

 事後2_R.JPG
 (パンパンに入れると重くて持ち上がらないので、45L に軽め軽めに入れて11袋)

 …しんど。

 不定期ながら、ならすと初夏あたりからだいたい隔週に近い頻度で、自宅ベランダを稽古場に試斬をしています。

 先週あたりからようやく六方斬り(左右袈裟、左右切り上げ、左右水平)らしきものが出来るようになってまいりました。──大刀は。
 肝心の小太刀は、というと、六方斬り(下記1〜3)も含め現在の可否はこんなところ↓です。

  大 刀小太刀
 1 (両手)左右袈裟
 2(両手)左右切り上げ△ (半:〇)
 3(両手)左右水平× (半:〇)
 4(右片手)左右袈裟
 5(右片手)左右切り上げ△ (半:〇)× (半:〇)
 6(右片手)左右水平× (半:〇)× (半:△)
 7(右片手)抜きつけ袈裟
 8(右片手)抜きつけ切り上げ× (半:〇)
 9 (右片手)抜きつけ水平
 注) 畳は6時間漬けの3〜4時間かげ干し。一畳巻き。カッコ内は半畳巻きの結果。「未」は未挑戦の意。

 抜き付けで斬るためには当然に片手水平が出来なければお話にすらならないのですが…。
 難しいですね…とくに小太刀は難しいです(※)。

 そして試斬はその名称の示す通り、あくまで試し・確認であって、抜刀や組み太刀など個別技法の「前提」のひとつに過ぎません。出来なければどうしようもなく、といって重点をおくべきはここではありません。(だいたい、斬るための道具でもって斬れるものを斬っているのですから、斬れて当然。斬れないなんて本来あってはならないことです。ならないことなんですけれど……)


 ……まだまだだなぁ。ε-(-_-;) フゥ

「小太刀の9割は突き(体当たり)」と田中光四郎先生はおっしゃいますが、それを斬れない言い訳にはしたくありません。
 急がなきゃ。素振りから見直しですな。


※…ごぞんじの向きは多いかと思いますが、斬りは本来腕力など用いず、刀の重さを活かします。
 これは上から下への袈裟はもちろんのこと、物体には慣性というものが働きますから、切り上げであっても刀の重さは大きく作用します。
 すると上下左右どちらの方向であれ、小太刀は質量が小さいのでそこに働く慣性も小さく、対象物に切り込んだ抵抗で大刀よりも減速しやすい性質があります。したがって充分な威力を発するには、それ以外の要素を乗せねばならぬ道理です。
 これが小太刀の難しさであり、面白味でもあります。

 武道の要諦にいわく「重いものを軽く、軽いものを重く」
posted by 秋山勇浩 at 00:45| Comment(0) | 剣術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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